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2005.05.17

電車とバスの博物館

通称でんばすへ行って来た。
以前東急田園都市線高津駅高架下にあった東急電鉄が作ったその名のとおり電車とバスの博物館が、宮崎台駅そばに移転しリニューアルされた。
私鉄会社が作る博物館のさきがけで、その後東武鉄道営団地下鉄(現東京メトロ)が同じような施設を作った。
企業としては宣伝広告の意味もあり、以前は入場料が10円で採算は度外視していたようだ。
今回久しぶりに行ったら100円になっていたが、それでも東武鉄道や東京メトロに比べれば半額近い。

館内に入ると今はなき日本エアシステムの航空機模型がお出迎え。
dc-10
日本エアシステムってDC-10所有してたか?と思い調べてみたら全機退役済みだった。
東急がかつて日本エアシステムの大株主だった頃の名残。
今でも日本航空の主要株主なんだから、JALカラーの模型でも置いてけばいいのに。

さらに足を進めるとこんな展示が。
atc
まあ今話題と言うことで。
東急はATCの導入に積極的で、私が子供の頃から地下鉄区間ではATCが導入されていた。
信号を受信した時の「チンッ」という音に狂喜乱舞した幼少期が懐かしい。今思うとなぜあの音にそんなに興奮できたのだろうか。

でんばすのメインアトラクションといえばトレインシュミレーター。
train-sim
さすがに人気があり、子供たちがたくさん順番を待っていた。
と、そのなかにちょっと大きなお友達が。
中学生っぽい3人組が列に並んでいる。
私も大学生の頃秋葉原にある老舗、交通博物館で山手線のシュミレーターをふんぞり返って遊んだことがあるので、「鉄道少年、がんばれよ」と温かく見守っていた。
その中学生軍団の番がやってきた。
一人が席に座る時、「おいおい、指差換呼はどーした(笑)」みたいなマニアなヤジも微笑ましい。
シュミレーターには指導する係員がいるのだが、その前で少年たちは喋りだした。
「おまえ、将来運転士になるの?」
「うん、なるよ」
…少年よ、夢はきっと叶うゾ…と思った。が、
「ふーん、じゃ東急に入社するんだ」
「イヤだよ、東急なんか」
!!
「東急より京急の方がいいな。オレ、京急に入る」
係員の表情が一瞬で険しくなった。
なんで京急がいいんだろう。家と家の隙間を120キロで疾走できるからだろうか。
さらに言いたい放題は続く。
「相鉄はどうよ」
「絶対イヤだ。相鉄に行くなら東武に行く」
「じゃオレ小田急」
彼らの頭の中は夢のような売り手市場らしい。こりゃ係員でなくてもさすがにムッとくる。
夢を見るのは自由だ。少年たちが就職する頃、ロボットが電車を動かし人間は事務所でモニターを眺めているだけ、という時代が来ていないことを祈るだけだ。

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