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2005.06.04

ジョホールバルの歓喜

三日目。
この日はシンガポールとマレーシア国境の町、ジョホールバルに行く。
国境は海に挟まれた堤防でつながっており、道路と鉄道で結ばれている。

ホテルのあるマリーナ地区から歩いて、国境に向かうバスが出ているブギスという街に向かう。
途中「日本占領時期死難人民記念碑」に立ち寄る。
tower
第二次大戦時、旧日本軍が虐殺した1万から1万9千人とも言われる4つの民族を4本の柱で現しているという。
もう少し資料館的なものかと思ったが、柱と小さなプレート(4ヶ国語で書いてあるが日本語は無かった)のみの簡素な展示。

ここからしばらく歩くとバスターミナルに到着。
200円弱で切符を買い、バスに乗り込む。
隣に座る若者のヘッドホンから漏れるヒッキーのオートマチックをBGMに国境の街に向かう。
約40分で国境のゲートに到着。
road
国境のゲートはシンガポールへ生鮮品を運ぶトラックで大渋滞。
ぱっと見は高速道路の料金所だが、入国管理官がパスポートをチェックするシーンは映画などでもよく見かける。
出国手続きを終わり本来なら再度バスに乗るのだが、滅多に出来ないので歩いて国境を渡ることにする。
tower02
中間地点に「ようこそマレーシアへ」の看板。
しかし、道をいくら進んでもあるはずのマレーシアのイミグレーションが無い。
これではマレーシアに密入国してしまう。
目の前にはマレーシアの売店やタクシー乗り場があり、マジでどうしよう…といったときに「ストップストップ!」の声。
振り向くと入国管理官がすっ飛んできた。
「おまえらどこの国の人間だ」ときくのでパスポートを見せながら「日本人ですが何か?」と答えた。
すると、こっちじゃなくて道の反対側にあるイミグレに行けという。
あいだには10車線ぐらいある道が広がる。
そこをひらりひらりと渡り無事入国。

街に出ればまたシンガポールとの格差を実感。
帰りは列車で戻ろうと考えていたのでひとまず駅で時刻を確認する。
時刻表を見ると約1時間後に列車が来るらしい。
キップ売り場に並ぶと「列車は遅れているからまだキップ売ってやんね」と言われる。
時間つぶしに街をぶらつく。
マレーシアの中でも発展している町らしく、大きいショッピングセンターがあったので入ってみる。
スタバやマックがあったが、この二つはどこでもセットなのか?
そしてこのセットを見かけた途端どこの国に居るのかふと判らなくなる。

スタバで時間をつぶし、駅に向かう。
今度はちゃんと切符を売ってくれた。
キップを握り締め入国審査へ向かうと、エラそうなひとに「ここで待てっ!」と強く言われた。
この国境を60数年前、日本人が大挙シンガポールに渡った。
「マレーの虎」山下泰文率いる2万3千人の日本軍がシンガポールを攻略すべくこのジョホール水道を渡ったのだ。
その同じ道を私は入管に怒られながら渡っていく…

駅で出国審査を受け列車に乗り込む。
train01
車窓からは国境で渋滞する車列。
彼らにとっては国境も東名高速東京料金所とそんなに変わらないものなのかも。
シンガポール側でいったん列車から降りて入国審査。
これが長い。結局40分ほど停まっていただろうか。
ようやく列車に乗り込み出発。
列車は熱帯雨林をすり抜ける。
train02
「世界の車窓から」の車窓が実際目の前に。
ドアが閉まらないのはデフォルト。握り棒をしっかり掴まっていないと本当に怖い。
落ちる人っていないのかなー。
train03
シンガポール駅に到着。
立派なターミナル駅と思ったら中心部からかなり外れたところにある。
かつては今のシンガポールで一番の繁華街「オーチャード」につながっていたらしい。
ここからタクシーでDFSに向かおうと思ったが長蛇の列でとっとと断念。
歩きながらタクシーかバスを捜すことに。
炎天下ヘロヘロになりながらもうダメかも判らん…というところでオーチャードロード行きのバス発見。
無事DFSに到着し、一通り買い物終了。

やっぱり今日もグッタリ疲れてホテルへ。

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