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2005.08.12

御巣鷹山

20年前の今日、日本の航空会社としては最後の死亡事故が起きた。
最後、というのはもちろん「今現在まで」ではあるが、この記録は続けていただきたい。

当時、最初のニュース速報(羽田発大阪行きの日航機が相模湾上空で消息を絶った)を見たとき、ふと家のベランダから南西の方角(相模湾方面)を見上げたのを強烈に覚えている。

確か翌日の新聞1面は百里の航空自衛隊偵察機RF-4Eの撮った山の斜面の火炎だったと思う。
ファントムが好きだった私は、好きな飛行機の活躍とあまりにも悲惨な事故に複雑な心境だった。

塾の夏期講習で1日缶詰だったが、ミニラジオを持ち込んでずーっとニュースをイヤホンで聞いていた。
東京に住む友人は「羽田から飛び立つマスコミのヘリが異様に多かった」と言っていた。

そして今日、JALウェイズの旅客機がエンジンから部品をばら撒きながら緊急着陸した。
奇しくも機種は昨日私も乗ってきたDC-10だ。
確かに日本の空からは消えつつある、日本航空本体ではもう飛んでいない古い機種だ。
しかし、それは言い訳にもならない。

日本航空ではあの御巣鷹山の存在がとても大きいと聞く。
しかし、尾翼から鶴丸が消えて何か歯車が狂ったというか変な方向に転がり始めたのかもしれない。

日本航空は世界的に見ればそれほど評価の高い会社ではない。
でも、私が子供の頃はあのマークにとてもあこがれたものだ。
10年以上前、初めてアメリカの英語が判らず途方にくれたロサンゼルス国際空港で見た鶴丸マークは、日の丸以上に勇気をくれた。

どうかトラブルはこれっきりにしてほしい。
ハインリッヒの法則、1件の重大事故の影の29件の軽微な事故。
確率論で言えば本当にそろそろやばい。
死亡事故ゼロの記録、この重さを途切れさせないでほしい。

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