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2005.09.03

あらゆる邪悪を払う盾

映画「亡国のイージス」を見た。
レイトショーだったので観客もまばらだったが、「傾注!」と叫べば起立しそうな軍事マニアっぽい方々も。

それにしても謎が多い映画だった。
エンディングに近づけば近づくほど「あれは何だったの?」「これって何?」状態。きっと「2」の伏線なんだろうと勝手に解釈することにした。

自衛隊のクーデターモノとしては面白い映画だった。
皇帝のいない八月」という映画が好きだったが、それに匹敵するかも。
自衛隊がらみの騒動が起きると、総理か防衛庁長官が必ず「何でオレの時に」とつぶやくのはお約束だが、この映画でもしっかりとつぶやいていた。

それにしても護衛艦が護衛艦を攻撃するような映画をよく自衛隊が協力したなと思う。
映画では自衛官が多数殉職するし、敵役も劇中明言はしないが明らかに隣国だし。
映画のメッセージが「生きろ」であるのが一番大きいのだろうけど、ただの映像素材提供だけの協力ではない本物の迫力はさすがだ。
冒頭に兵員を輸送する73式大型トラックが出てくるだけでリアル感アップ。
ただ、レギオンへの攻撃に際しては防衛出動が閣議決定されたが、この映画では自衛隊の出動に際して閣議が開かれた形跡が無いのが残念だ。
そういう点でガメラ2はリアルだった。

もしかしたらマンガや原作を見てから映画を見ればすんなり受け入れられるのかもしれないけど、ストーリーが詰め込みすぎに感じられたのは残念。

ちなみに「海上自衛隊全面協力」を謳った泉谷しげる原作監督主演「ネイビー・ロック・ウォー 撃破せよ!」はある意味お勧め。
これはオリジナルビデオで1990年の作品だけど、この15年で自衛隊における映画撮影協力の位置づけがどう変化したのかを見るのも面白い。

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