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2007.08.26

南氷洋に思いを馳せ

Sirase2この週末はちびっ子たち夏休み最後の土日と言うことで、各所でイベントが盛りだくさんだったようだ。横須賀の海上自衛隊横須賀基地ではサマーフェスタ07という基地開放イベントがあり、プジョー関係と言うより、もっぱら鉄&軍関係でいつもお世話になっているBlueforceさんに誘われて横須賀まで行ってきた。
前日のホームページ告知では艦船の内部公開や体験航海などのイベントがあると書いてあったが、体験航海は申し込み制で当日では乗れないとのことだったので、艦に乗ると言うよりは海軍カレーや焼きそばでも食べて艦船見ながらお祭り気分でも味わえればいいや的なお気楽気分で現地に向かった。
JR横須賀駅で先に現地入りしていたBlueforceさんに着きましたとメールをすると、なんと「しらせの前にいます」と返事が。えぇ?しらせいるんですか!?私は一気にヒートアップ。砕氷艦しらせは来年で退役の決まっている南極観測船で、前から一度見てみたかった艦だった。それが今回見るどころか中に入れるとは!
手荷物検査もそこそこに基地内に入り、Blueforceさんと合流。私がしらせがいるなんて知りませんでしたというと、「そりゃ今一番ヒマな時期だからねぇ」とのこと。確かに夏前に南極から日本に帰ってきて11月にまた旅立つまでの間は、艦自体は修理がなければこれと言って出かける場所も無いヒマな時期だ。もちろん隊員さんはゴロゴロしているわけもなく何かと(それこそ今回の公開などがあれば)忙しいのだろうが。
Siraseさっそくしらせに向かう。やっぱりデカい。幅だけでも普通の護衛艦2倍近くある。この写真の一番右に止まっているのはアメリカ海軍のイージス艦ジョン・S・マケインで、海上自衛隊のイージス艦こんごう型のベースになった艦である。それに比べてもでっぷりした容姿は貫禄がある。
乗船し、艦内を見て周る。最初に目に付いたのが歯科治療室。普通の医務室とは別個にある。日本を出ると半年でずっぱりの航海なので歯の治療は重要とのこと。歯科医も内科などの医者とは別に必ず乗り込むそうだ。
細い階段などを登り、ヘリ甲板に出る。期待していたしらせ艦載機S-61は千葉の館山で訓練中とのことで見られなかった。このヘリもしらせと同時に退役が決まっており、今年で見納めとなる。側面に描かれたぺんぎんマークを見たかったのだが。
いよいよ艦橋へ。中はかなり広々としている。お決まりの左右にある艦長席、副長席が自衛艦を主張する。南極に近づき、暴風圏に入ると艦橋の高さに匹敵する波に突入することもあるとか。平成13年には最大傾斜左53度を記録した。戦艦大和は傾斜35度で総員退艦命令がでたので、逃げ出してもいい角度なのかもしれない。
ちなみに53度を記録した時、艦橋の中をゴロゴロ転がっていった隊員さんがいたとか。旧海軍なら「貴様ぁ!根性が足らん!歯ぁ喰い縛れぇ!!」とぶん殴られそうなものだが、「その人怒られなかったんですか?」と艦橋にいた方に聞いたら「あの角度じゃしょうがない」んだそうだ。53度は確かにすごいが、40度ぐらいの傾斜なら普通にあるとのこと。隊員さんは「別に怖くは無い」と言っていたが、その信頼にこたえるしらせもすごいと思った。

16ddh大満足のしらせ体験をしたあと、このまま帰るのはもったいないと、IHIマリンユナイテッド横浜工場のそばに行って、同造船所で儀装中の話題の新型護衛艦ひゅうがを見物する。ひゅうがはしらせを越える大きさを持つが、造船所の対岸から見てもその大きさは圧倒的だ。来年就航の予定だがその雄姿を早く見てみたいものだ。

横浜でディナーを食べながらヲタ話に花を咲かせたBlueforceさんとは別れ、羽田の夜景とCCを絡めた写真を狙うべくうろうろとベイエリアを回ったが、なかなかいいロケーションにめぐり合わない。最終便の時間も迫っていたので、以前昼間に何度か行った場所で目星をつけ写真を撮ってみる。
Airport アプローチする機体と地面に置いたクルマをフレーミングするのはなかなか難しい。機首や風向き、パイロットのお好みによってルートが若干違ってくるのだ。この写真も前に降りた機ではいい感じだったのに、この機では街灯に串刺しに。こんな写真を載せると誰かから怒られそうだが、ご容赦ください。

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コメント

父の友人が、5001ふじに乗っていたので良く子どもの頃「ふじ」に乗せていただきました。
こんなんも有ったりして↓
http://kimikimi.blog6.fc2.com/blog-entry-83.html

投稿: kimi | 2007.08.26 18:35

>kimiさん
お、南極の石ですか。これまたレアな石をお持ちなんですね。
今回のしらせのヘリ甲板にも南極の石と氷が置いてあったのですが、氷なんて炎天下でちびっ子たちがぺちぺち叩くんででどんどん溶けていってなんかもったいなかったです(笑)

投稿: ごつ | 2007.08.27 00:35

53度といえば世界GP(2輪)レベルのリーンアングルです
ヒザどころか最近はヒジを擦る選手もいるそうです
ほとんど転覆(転倒)だね
プロの方々は凄いや

投稿: | 2007.08.27 21:18

上の書き込みワタシです↑

投稿: ダマ | 2007.08.27 21:19

しらせ!!
おお、懐かしい。
小さい頃、見に行ったこと(艦内にも入りました)があります。あんまり覚えていないですけど‥
南極物語も、映画館に見に行った記憶が。

肘擦りライダーといえば、ジャン・フィリップ・ルジアという
フランス人ライダーを思い出します。(横レス失礼しました)

投稿: トミー | 2007.08.27 22:20

>ダマさん
それはつまりしらせはハングオンをしていると。
もう船べりに空き缶貼り付けて火花散らすしかないね。

>トミーさん
むむ、ここにもバイカーが。
肘擦りと言ったら大垂水峠にいるモトチャンプを愛読しているようなバイク小僧しか思い浮かばない…(苦笑)

投稿: ごつ | 2007.08.29 01:42

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