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2008年8月

2008.08.31

RAID ON TOKYO

Hakutyou最近の防災訓練は気合が入っている。阪神淡路大震災が契機だったと思う。
それ以前は東海大地震が起こりそうだという警戒宣言を総理大臣が発令するというシナリオで行われていたが、今は実際に地震が起きたあとという設定で訓練が始まる。
以前の、「東海地震予知情報」が発表され気象庁長官や各大臣がパトカーの先導で官邸に集まるというシーンも今は昔。

昨今の防災訓練は軍隊大活躍だ。
というわけで、いつものようにBlueforceはてな分遣隊TVあわゆきANYTIME,BABY!のコラボ企画で軍隊が大活躍する東京都主催の合同総合防災訓練を見学しに葛西海浜公園に行ってみた。
場所は京葉線葛西臨海公園下車徒歩10分ほどのところ。
訓練開始よりも遅れて現場に着いたので、帰宅困難者を乗せるというお目当てのLCAC(エア・クッション型揚陸艇)が海岸に上陸するところは見ることができなかった。
しかし、昨年は帰宅困難者を乗せたLCACは沖合いに停泊する強襲揚陸艦に人員を移したあと横須賀に向かったのだが、今年はそのまま葛西に舞い戻ってくるという。
なので1時間ほど時間をつぶして再上陸シーンを見学することに。

ここは新木場にある東京へリポートのすぐ脇にあり、ひっきりなしにヘリコプターが飛び交っているので時間つぶしには事欠かない。
冒頭の写真は東京消防庁航空隊6号機AS322「はくちょう」(JA6720)。胴体下にファイヤーアタッカーという取り外し可能な消火装置を持っている。この大型ヘリのおかげで伊豆諸島などの急患輸送は自衛隊の力を借りることなく、東京消防庁自力で行うことが出来るようになった。

しばらくすると、沖合いに停泊している強襲揚陸艦から水飛沫が上がりLCACが出てきた。
Toratoratora
これがエア・クッション型揚陸艇(LCAC)。アメリカ海軍の船だ。背後に写っているのが母艦の強襲揚陸艦エセックス。
海外では実際に災害が起こっているのに他国の軍隊を受け入れるのに難色を示すことが多いのだが、日本は訓練の時点から超ウェルカムである。(アメリカ軍に限る、だが)
戦後63年。よくよく考えれば東京湾に外国海軍の強襲揚陸艦が入り込み、いわんや上陸用舟艇が堂々と上陸するとは。
船体側面のスターズアンドストライプスがなんとも刺激的である。

Raidontokyo
LCACはホバークラフトだ。船体を空気の力で浮かせて進むのである程度の平面であれば水上地上関係なくガシガシ進む。
水上から地上に移り土煙を激しく撒き散らして進む。

Zyouriku
前部ランプドアを開いて人員を降ろす。HMMWVやM2ブラッドレーが降りてこなくて本当によかった。
ちなみにこの船、最大積載量70tなので約60tのM1エイブラムスや約50tの90式戦車を余裕で運ぶことが出来る。

Baibai
人を降ろして、あとは帰るだけ。
ホバークラフトは浮くのと進むのと二つのエネルギーが必要なため恐ろしく燃費が悪い。母艦に詰まれて長距離を移動し、ここぞの場所で母艦から出動して上陸するような使われ方をする。
屋根にあるエアが吹き出るダクトを回転させてその場で方向転換することが出来る。陸上に上がれるだけでなく小回りも利く風変わりな船である。

LCACがエセックスに帰って訓練は終了。皆様お疲れ様でした。私は今、日焼けのヒリヒリと戦っております。

-おまけ-
Kamohu
東京ヘリポートから飛び立つカモフ KA-32A11BC。アカギヘリコプターが所有する二重反転プロペラを持つヘリである。
なんだかアフガニスタン的な雰囲気がビンビンしてくるが、れっきとした民間ヘリコプターだ。
こんな維持管理に手間もカネもかかりそうなヘリをなぜ所有しているのかイマイチよく判らないがなかなか珍しいヘリが見られて良かった良かった。

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2008.08.30

闇の子どもたちを見た

とにかく映画を見終わると、いやーな、どんよりとした気分になった。
ブラックホークダウンを見たときもどんよりした気分になったがそれとはまったく異質な、とにかくズンと心に重りが乗ったような気分。
児童買春や臓器売買をテーマにタイを舞台にした映画だ。
以前からタイだけでなくフィリピンなど貧困にあえぐ東南アジアでは生活費を工面するために子どもを売買するという話は聞いたことがあった。
売られた子どもは売春だけでなく臓器を抜き取られ…なんて話も聞いたことはあったが、これを正面から取り上げる映画はなかなか無かったのではないか。
でっぷり太った白人に性的虐待を受ける子どもたちはリアルである。
監督は映画自体がペドファイル(いわゆるロリコン)たちを興奮させないように醜態をさらすような撮り方をしたというが、さすがに吐き気を覚える映像である。それがまたリアルに見えて…

ストーリーは、エンディングも含めていささかご都合主義で「まるで映画」なのだが、真っ直ぐでやけどしそうなくらい熱いNGOや「見て書くこと」しかできない新聞記者の葛藤などがさすがのベテラン俳優陣の演技である。

映画ではエイズが一つの隠れたテーマとして描かれる。
いまやエイズは死ぬ病気ではない。あまたある「適切な治療と投薬があれば、一生付き合うことになるが死ぬことはほとんど無い病気」の一つである。
だが、貧困にあえぐ地域ではエイズ(やHIV)治療薬は高価すぎて薬を飲むことすら出来ない。

日本は、エイズ/HIV感染者数が横ばいで推移する先進国の中で唯一増え続けている国である。
もちろん日本では悲惨な状況下で子どもたちが感染するわけではないが、考えなければならない事である。

あ、そうそう、宮崎あおいですがかわいかったけどやけどしそうでした。

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2008.08.28

海自最小の艦

Jaf夏休みの日曜日である。そりゃJAFも大忙しだ。
ここは千葉から来るのか神奈川来るのか…
海ほたるの住所は「千葉県木更津市中島地先」で、郵便物は千葉県から運ばれる。とすればJAFも千葉から来る。と思うけど判らない。
そんな海ほたるに、避難訓練の一環として海上自衛隊の多用途支援艦えんしゅうが接岸した。
実は四年前、友人の持つクルーザーで東京湾をうろうろした時、この海ほたるにも寄ってみた。
すると、岸壁があったので「上陸しちゃおうぜ!」と近づくと「この桟橋は緊急用のため係船禁止」とでかでかと書いてあり上陸を断念したことがある。
今回えんしゅうが接岸したのはまさにこの緊急用の桟橋。
Tyakugan
そんなに広いとはいえない桟橋だが、何しろ緊急用なのでそんな物かもしれない。
ここから東京湾一周の観光船なんて出したら面白いかもと思った。
えんしゅうは多用途支援艦と呼ばれ、基準排水量980tは自衛艦の中で最小で、これ以上小さいと「艇」と呼ばれる。
多用途支援艦の役目はそれこそ多用途で、主なお仕事は護衛艦などの訓練のお手伝い。
射撃訓練の標的を操縦したり模擬魚雷を撃ったりしたりするという。そのため、潜水艦と交信するための無線機も装備されている。
また小さい艦ということを生かし、陸自の特殊部隊を入り組んだ港の奥地に運ぶなんて仕事もあるらしい。
そんな作戦中の写真が飾ってあったが、後部甲板に迷彩のゴムボート、顔まで迷彩を施し陸自迷彩のジャングルハットをかぶった隊員が並んだ様はまさにオメガ。
他にも故障などで動けなくなった艦船を引っ張って連れて帰る役目まであって、隊員さんは「何でも屋ですよ」なんて自嘲気味におっしゃっていたが、いえいえ縁の下の力持ちはかっちょいいです。
ちなみに潜水艦から自衛隊最大の艦船、13500tのましゅう型補給艦までどんな自衛艦でもけん引する能力がある。

早速艦内に入りうろうろしてみる。
252_3
いきなり現れた要救くん。妙にリアルな縛り方で固定されながら笑ってる。
まさか射撃の標的じゃ…ないよね?

Docomosentsu
ドコモ・センツウの船舶電話。
ドコモ・センツウはかつて日本船舶通信株式会社というかなりお洒落な社名だったのだが、エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社が株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモと社名変更した2000年4月、時を同じくしてドコモ・センツウと社名を変更してしまった。
せんつうせんつうと昔から呼ばれてはいたが、やっぱり正式名称は日本船舶通信のほうがいいのになぁ。

Maruhi_2
艦内電話? 普通のビジネスホンである。
このテプラは私のデスクにある電話にも応用できる。早速貼ることにしよう。

Tyosann
艦橋にセコム発見。セコム、してますか?
イージス艦と漁船が衝突した事故を受け、全ての自衛艦の艦橋にハードディスクに録画する監視カメラが設置されたそうだ。
別に泥棒が入ったらセコムが駆けつけるわけではなく、監視カメラシステムをセコムが納入したとのこと。
自衛隊の電気製品なら三菱電機、みたいなイメージがあるが、セコム頑張りました。

Hakai
装備品には整備担当者の名前を書いたプレートが貼ってある。
整備というのはもちろんメンテのことだが、同じく破壊担当の名も書いてある。
これは船が沈む時や敵に拿捕される時に物理的に破壊する担当者である。
どういう風に破壊するのか隊員さんに聞いてみると、「とにかく壊す」とのこと。
えんしゅうは艦の性格上たいした武装も無いぱっと見軍艦には見えない船である。だが、こういう細かいところに改めて戦争にも使う船なんだなーと思わされるところがある。
左に書いてあるDは破壊の優先順位を表す記号で、えんしゅうの装備品はそのほとんどが優先順位の低い装備との事。
ちなみにこの時話を聞いた隊員さんは米海軍電子偵察機EP-3が中国に強制着陸させられた事件を例に挙げた。これまたマニアックだなぁと思ったが、EP-3はどこかにある赤いボタンを押すと機内の機密情報が瞬時に消えてコンピュータの基板に特殊な薬品が噴射されて物理的に破壊されるとかまことしやかな噂が流れたなーと思い出したり。

Genroku
そんなこんなで見学も終わり、軽く食事を取ってくだらなかったり重要だったりする話でさんざん盛り上がりつつ海ほたるをあとにした。
Blueforceさんは「屋根を空けないCCはただのクーペ」とばかりにオープンで帰っていった。
トンネル内はよかったが川崎側から出てしばらくすると土砂降りになったのだが大丈夫だったのだろうか。

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2008.08.26

海難救助の最後の砦

Hasi8月末から9月に掛けて、戦争に思いを馳せる日から防災を思いおこす日にシフトする。
言うまでも無く85年前の9月1日、東京、神奈川、千葉、静岡など南関東一帯を襲った関東大震災にちなんでのことである。
東京や横浜に現存する明治期の建物はこの関東大震災と大空襲を生き延びた建造物なのだが、逆に言えばこの二つの災害は多くの貴重な建物を塵芥に帰した。

そんなわけで東京湾に浮かぶアクアラインの観光スポットでもある海ほたるにおいて海上自衛隊とNEXCO(旧日本道路公団)とがコラボって東京湾アクアライン災害救助訓練を行った。
大規模地震発生により、東京湾アクアラインの木更津側及び川崎側が通行不可能となり、海ほたるパーキングエリアにお客さまが孤立。救助艦及び輸送・救難ヘリにて多数のお客さまの避難及び救助を行うという想定の訓練だ。
例によってBlueforceさんに誘われて、久しぶりに海ほたるへ行ってみた。

海上自衛隊の多用途支援艦「えんしゅう」の、海ほたる南側防護岸壁への救助艦着岸訓練と救難ヘリの川崎側デッキヘリポートへの離着陸訓練が主なイベント。
Kyuuzyo
まずは自衛艦に収容した負傷者をヘリに収容するデモを行った。
今回訓練に参加したのは館山航空基地にある第73飛行隊に所属する救難ヘリである。
海上自衛隊の救難ヘリは航空自衛隊の航空救難隊と異なり戦闘救助の概念が無く、もっぱら平時の海難救助を念頭に活動している。
洋上迷彩のUH-60を見たいなーと思っていたが、そんなわけで海自の救難ヘリは非常に目立つ国際救難色のオレンジを基調としたカラーリングである。

Icanfly
海ほたる川崎側広場にあるヘリポートに着陸するUH-60。
いつもは狭い護衛艦のヘリコプター甲板に着陸するので、今回のような広くて揺れない地面に降りるのはとっても楽だとか。
このヘリポート、以前から存在は知っていたが今回改めて見てみると、きちんとアースを取る場所はあるし周囲のフェンスも外側に倒れるようになっていて、ただ地面に○Hを書いただけのヘリポートではないことが判る。
これで給油施設があれば完璧。

Hitoyasumi
触ったり乗り込んだりは出来なかったが、ヘリのそばに機長や搭乗員さんたちがヘリの説明や写真撮影に応じていた。
空自のヘリパイロットは護衛艦に下りられないのでそこらへん優越感を持っているかと思ったら、最近は自然災害も多く「ボク空自なんで護衛艦に下りられません」なんて悠長なことを言ってられる時代じゃないそうで、空自も陸自も護衛艦に降りる訓練をバリバリやっているとか。
Syoumen逆にいつも海の上を飛んでいると、いざ陸地に来ると建物や電線や山があってそっちのほうが怖いそうだ。
海自のパイロットは海に出るとホッとして陸自のパイロットは陸地に来るとホッとする、そんな感じだとか。
そんなこんなで海ほたるに遅れてやって来て着陸シーンを見逃したBlueforceさんと一緒に多用途支援艦「えんしゅう」の艦内公開に行ったのであった。
以下緊迫の次号を待て!!

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武器とラーメン

富士総合火力演習その2である。
前段、後段という2部構成の演習が終わると、活躍した装備品の展示会が1時間ほど行われる。
Apattiken
まず、昨年の演習から登場したAH-64攻撃ヘリコプター。
パイロットは「まさか日の丸をつけたアパッチを見るとは思わなかった」とおっしゃっていましたが、私も同じ気持ち。
でもあまりに高価なので今後の導入は中止になってしまった。まだ日本に数機しかないんじゃないだろうか。
ちなみにこのヘリはジャンボジェットでおなじみボーイング社製だが、パイロットに「ボーイングのヘリなんて珍しいですよね」と聞くと「そうそう、ホントこれぐらいだよね」と仰っていたが、すっかりCH-47チヌークのこと忘れていた。パイロット氏は私に話を合わせてくれたのかそれとも…

Type89
好きな武器、89式戦闘装甲車。うんうん、これだよね、やっぱり。
火器管制は三菱電機のコンピュータ(apricot?)によりコントロールされ、ボタン一つで操作できるという。まさに「ポチッとな」の世界。射撃手絶対言ってるね。

Anzen
東富士から熱海まで狙えるFH70 155mm榴弾砲の砲尾にある安全装置。やはり日本語である。
映画などで榴弾が飛んでくるとき「シュルシュルシュル~」等と音が聞こえるが、実際もやはり音がするそうだ。
隊員さんに「じゃあ音が聞こえたら逃げれば助かるんじゃないですか?」と聞くと「さあ?撃たれたこと無いんでわかりません」

Kagiana
イラク派遣ですっかり有名になった軽装甲機動車。車内の撮影は禁止だったのでドアを撮ってみた。
トヨタでも三菱でもなく小松製作所製というのはなかなか意外であるが、営業担当者、がんばったのかなぁ。
ちなみにドアの鍵は普通の乗用車と同じような物。車両によって全て違う鍵なのか隊員さんに聞いたらあまり詳しく教えてくれなかった。もしかしたら特防秘クラスの防衛機密だったのかも。こんな写真載っけて大丈夫だろうか…
ただ「もし全部違ったら管理するの大変ですよね」と聞くと「全てきちんと管理するのは当然のことです」と仰っていたのでやっぱり鍵は全て違うんだろうか。いや、これ以上追求すると家の前に白い73式小型トラックがやってくるのでこれくらいに。

Mrse
MLRS、多連装ロケットシステム。1本のロケットに644個の子爆弾を詰め込んだものが12本。最大120キロ先が狙えるという。東富士から熱海なんていう騒ぎではない。
ロケットミサイルなので発射の際には多量の燃焼ガスが出るため、基本的にMLRSは横に向けて発射するが正面に向けての発射も出来るとか。
燃焼ガスは有毒なため、運転席は完全に密閉され外部より気圧の高い陽圧状態になる。しかし、エアコンが無いので居住性は最悪だとか。なんかあと一工夫で冷たい空気ぐらい出そうな物だが。
KakkokariMLRSについている銘板。
なぜか「自走発射機(仮称)」となっている。制式されて16年。もう正式名称は決まったのだろうか。
ちなみに製造者は日産自動車となっているが、かつての中島飛行機を前身とする日産自動車のロケット、軍需部門である航空宇宙事業部は、日産のルノーとの経営統合によりリストラクチャリングされ、現在ではIHIエアロスペース社が製造している。

Type88
88式対艦誘導弾発射機。
100キロ以上彼方の内陸部から海上にいる敵艦を狙い撃ちできる優れものミサイル。
さらに何がすばらしいかというと
The_great
左ウインカーの隣に設置されたアンテナ基台の処理。
これはいつか見習いたい。
車両部は道路公団でも見かける三菱ふそうのザ・グレートの総輪駆動車だが、これもすばらしい。
これの全てのタイヤにチェーンを巻いたらもう走れないところは無いね、日本国内なら。たぶん。

Type73
忘れちゃならない73式大型トラック。
写真は1999年より配備された新型だが、ご多分に漏れず旧型のほうが好き。4連ワイパーの初期型がサイコー。
いつかその初期型を買ってフロントウィンドウ倒してオープン走行するのが夢。
新型でもオープンには出来るので最悪それでも可。

おまけ
Ramenya寝坊しておっとり刀で駆けつけたため、何も食べずに15時過ぎまで富士の裾野をうろうろしていたのでとにかくお腹が空いた。
というわけで遅めのランチは10年ぶりぐらいに訪れた山北駅前のラーメン屋「柳麺八(らーめんや)」にてラーメン&チャーハン。
いや~、うんまかった。

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2008.08.24

平和の国の軍隊

Dantyaku戦後63年、帝国日本軍から紆余曲折を経て自衛隊となった日本の軍事組織は、時々「平和の国の軍隊」等と揶揄されたりしてきた。
いま現在、成熟した国際社会の中で何千人も戦死者を出す国はもはやアメリカ一国となってしまった。
それは資本主義か民主主義か、はたまたアメリカ優先主義を死守する為なのか、いずれにしろアメリカは金銭的のみならず人的損失を省みずに世界の警察官として国際社会に君臨する。

ひるがえって平和の国の軍隊である。ただの一度も命に向かって引き鉄を引いたことの無い軍隊。(誤射はあるが)
まるでセコムのシールのように、その存在感のみに意義があるような軍隊である。
でもその存在感のおかげで私たちは今日本語をしゃべっている。彼らがいなければ、今頃公用語はロシア語か朝鮮語か、はたまた英語か…

というわけで、セコムはシールだけでもちょっとは威力があるが軍隊はそうもいかない。中身が伴ってこその存在感である。
自衛隊はその中身を充実させるために日々厳しい訓練を行っているが、その成果をお披露目するのが毎年夏に富士山の麓で行われる総合火力演習である。
もともとは自衛隊員の家族や関係者、取引先などにお披露目するのが趣旨なのだが、タックスペイヤーである国民にも広く見てもらおうということもあり、一般公募で国民の皆様にもお披露目するようになった。
今回、知り合いから貴重なチケットを頂き、その演習の見物に初めて行くことが出来た。
なんのかんの言ったって、やっぱり武器は格好いいし実弾演習は派手なのである。

という訳で2時間の寝坊、御殿場-沼津間の事故通行止めの障害を乗り越え、9時前に会場に到着した。
良い写真を撮るには6時には到着して場所をキープしないと無理などといわれていたのだが、もうはなから前途多難である。
結局最前列は取れず会場右手、前方から10列目ぐらいという残念な場所からの撮影となった。

演習は敵軍に占領された丘を奪還するというストーリーに沿って行われる。
Betonamu
ベトナムのあの戦闘を思い出すぜ…
手始めは空爆である。平和の国の軍隊では地上攻撃のことを支援戦闘という。
F-2支援戦闘機が敵陣地を空爆するのだが、今回は天候がよくないため支援戦闘機は飛ばず、あらかじめ仕掛けておいた爆弾を爆発させるという3分間クッキング方式で反撃の狼煙はあがった。

Tinuku
続いて隊員の投入。CH-47チヌークより隊員を投入。同時に99式155mm榴弾砲などで援護する。
榴弾砲とは火薬の力で撃ちだすだけの大砲で、砲身から飛び出たらあとは放物線を描いて落下するだけである。
会場の東富士からだと熱海近辺まで狙うことが出来るそうで、当たれば1軒家ぐらいなら粉々になるとか。
しかも「だいたい」ではなく割りと狙ったところに撃ちこむことができ、2発目、3発目ともなればかなり精密に狙うことが出来るとの事。さすがの錬度である。

Irokoi
ベトナ…いや、陸自といえばUH-1である。ワルキューレの騎行が聞こえてきそうなUH-1である。
多数のUH-1、CH-47などを活用し、大量の兵員を前線に投入する。

Takuhaibin
前線に車両のお届け、である。これを地上で待機する隊員が受け取り、最前線に向かう。

Suringu
ぶら下げるのに使ったベルトは外さずそのまま。
ランクルにも吊り下げ用のフック付けたいなぁ。

Poppoengosiro
陸自航空学校教育支援飛行隊のUH-60がAH-1の援護を受けながら隊員を投入。

Tatazumu
ここでお待ちかね、戦車登場。
まず目の前に現れたのは74式戦車。もういつ見てもゴジラのイメージしかない戦車。
草地に潜み、虎視眈々と獲物を狙うその姿は、私の4つ年下とは思えない凛々しさが漂う。

Ute
イドリブ!(撃て!)
105mmの迫力はすごい。空気が破裂するような感覚。
場内放送で主砲発射のアナウンスが流れるのだが、そのたびに周囲から毎秒5~6コマはあると思われるデジカメのシャッター音が聞こえてくるが、私の愛機は毎秒3コマである。決定的瞬間の写る確率は他の半分である。
夏のボーナスでカメラを買い換える決心がつきかける。

90ozigi
続いて最新鋭(といっても10年選手)の90式戦車の登場。
油圧サスペンションを使い前傾姿勢をとり、敵から姿を隠す。

90faiya
こちらは120mm。口を開けていると衝撃で舌を噛みそうになる。
隊員さんの話によると、大砲の発射の衝撃は砲の前方と左右がすごいとか。真後ろなどは意外と平気らしいが、この写真を見ると私のほぼ正面で発射されている。
道理ですごい衝撃だったわけだ。

このあと各部隊が一斉射撃を実施、丘に陣取る敵を見事殲滅し闘いは終結した。
このあと会場では各装備の公開があったのでそれはまた次回。

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2008.08.18

954,955無し

見るとも無しにテレビをつけっぱなしにしてネットをしていると、テレビから「252!252発見!」と誰かの叫び声が聞こえてきた。
252とか…要救かよ…と思いつつ画面を見ると、なんと「252 生存者あり」の文字。
ナンだと思いネットで検索してみると、日本テレビ開局55周年記念の映画だとか。
252とは東京消防庁の通話コードで「逃げ遅れ、要救助者」を指す。通話コードが映画のタイトルになる時代が来るとは…
映画は首都圏を襲った直下型地震直後に巨大台風が上陸するというストーリー。予告編を見ると都内が壊滅している様子がかなりリアルに描かれている。これは愉しみ。
日本沈没でも大活躍だったが、この映画でもハイパーレスキュー大忙し。日本にはハイパーレスキューしかいないのかと不安になってしまうが、まあそこはそれ。
クレジットを見ると協力は東京消防庁と気象庁。横消も自衛隊も出ないのかな。

正月にはもう一本、航空自衛隊航空救難団小松救難隊を舞台にした映画「空へ~救いの翼~」が公開される。
海猿に続いてのレスキューモノだが、どうしても演出に過剰なものを感じてしまう。映画なのだからしょうがないのかもしれないが、この2本、不安を若干覚えつつ期待したい。

あと、映画関係者の皆さん。警察モノは刑事ばかりが主役ばかりですが、警視庁機動救助隊「レスキュー110」や各県警の広域緊急援助隊を忘れないであげてください。

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2008.08.17

806+80=?

80680家で北京オリンピック水泳男子400mリレーを見ながらまったりくつろいでいると、Blueforceさんよりメールあり。
「806の試乗会やらない?」
Blueforceさんは307CC乗りなのだが、何故か時々プジョー806という超レアなミニバンを乗り回すときがある。
この806というクルマは日本に正規に輸入されたことは無く、個人輸入したモノしか日本では走っていない。
こりゃ行くしかないとお誘いに乗っかり、これまたなぜか米軍横田基地北側にある瑞穂エコパーク駐車場に集合した。
このクルマ、バリバリの欧州車で、外っ面はファミリーパパがよく似合う普通のミニバンなのだが、左ハンドル5速MTにセンターウォークスルーという日本ではどーにもこーにも箸にも棒にもかからない代物。だが、そんなクルマが「欲しい!絶対欲しいっ!」という人もいるから不思議なもの。

ということで、早速乗り込んだ。車内の幅は特別広いというわけではないが、天井がミニバンにしては低いのでワイド感が強調されている。エンジンを掛けるが思ったほど車内は静か。ただ、高速などでエンジンをぶん回せばそれなりにうるさいそうだ。
実は左ハンドルのMTは実は初めて。ギクシャクするかと思ったが15mも走ったら馴染んだ。まったく違和感無し。むしろ右手でシフトチェンジするほうが人間工学的に合ってるんじゃないかと思うほど。
ただ信号で止まるたびに左手が一瞬シフトを探してしまうのは哀しい性か。
シフトフィールも普通のフロアシフトのクルマとなんら変わりは無い。15年選手のランクルのミッションより100倍心地良いシフトチェンジが出来た。

Hussabaga試乗会が一段落ついたらお次は食事タイム。
横田といえば福生バーガー。というわけで横田基地すぐそばにあるDEMODE DINER(デモデダイナー)福生店へ。
福生バーガーといってもこれといったルールは無く、横田基地周辺の飲食店がアメリカンなハンバーガーをまとめて福生バーガーって呼んで集客しようぜ的なコンセプトらしい。
で、今回1ポンドバーガーとエアフォーススパゲティーというのを頼んだ。
1ポンド=453.59237グラムだが、いや正確には量ってないが、デカイハンバーグが二段重なって453グラムは確かにあるかもしれない。
1pondoエアフォーススパゲティはチーズのたっぷりかかった普通のミートソーススパゲティ。
たっぷりなスパゲティはエアフォースというだけあってゼネラルでダイナミクスなサイズを誇る。これが結構美味しかった。
あいにくの天気でしかも日曜日なので飛行機なんて一機も飛んでいなかったが、平日なら訓練するC-130を眺めながらのご機嫌ランチも楽しめそうだ。

今回試乗した806はすでに絶版で、現在欧州では807というミニバンが販売されている。
これも806と同じくインパネシフトのMTがあり、イギリスでならば右ハンドルも買える。まさにマニュアル原理主義者には夢のようなクルマである。ただし日本に持ち込んでナンバーを取得するのに、車両本体も含めて600万円ぐらい掛かってしまうのが玉にキズだ。

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2008.08.16

あれから63年

昨日は太平洋戦争が終わって63年たった終戦記念日。まあ実質敗戦記念日だったわけだが、テレビではいくつか記念のドラマをやったりしていた。
最近、日本はアメリカと戦争をしたといっても信じないヤングもいるとか信じられない話を聞くが、確かにドラマを見ていると敵がアメリカ(正確には連合軍だが)だなんて一言も言っていないような気がする。
今後は「敵はアメリカ軍でした」などと解説をつけなければならなくなる時代が来るのかもしれない。なんだかやるせない気はするが。

ちょうど北京オリンピックが開幕した時、グルジアとロシアが戦争状態に入った。
核保有国のロシアと戦うグルジア軍も気合が入っているとは思うが、わずか数日で戦争が終結したのは国際社会が70年近く前に比べ成熟したからか。
フランスのサルコジ大統領が和平に向けて東奔西走したが、結果的に戦闘終結が実現させたのはさすがだ。まさに「いよっ、大統領!」

さて、東南アジアにも政情不安を抱えている国がたくさんあるが、そこでもし戦争が勃発した時に日本はフランスのように立ち回れるだろうか。
サルコジは兵隊を一人も動かさずに一時停戦を実現させた。さて日本はその時…

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2008.08.13

でか盛り

Dekamori_2プジョー仲間のてつまるさんが大阪より東京に来られるという事で、在京リーマン連合で接待させていただいた。
場所は丸の内にある東京ビルTOKIA地下にあるつるとんたん
このお店、大阪は北新地などにもあるお店だが、なにしろてつまるさんが超ノリノリだったのでまったくモーマンタイ。
「せっかく東京来たんだから美味いラーメン喰わしてやるよ」と天下一品に連れて行ったら何故かブチ切れた大阪の友人はてつまるさんを見習うべき。
つるとんたんはうどん1.5玉、2玉、3玉が追加料金無しで注文でき、さらに太麺、細麺も選べるというなんとも痒いところに手が届くうどん屋さん。
今回私はきつねうどん(2玉)、玉子追加トッピングをオーダー。
噂どおりのでかい器に盛られたうどんは店名どおりのつるつるしこしこ。麺の多さに面食らった(?)が、つるつるっとあっという間に完食できた。
食後は同じTOKIA1階にあるベルギービルの店ベルジアンビア・カフェアントワープセントラルで軽く一杯。
今回お盆期間中だというのにリーマン連合メンバーはほとんどが仕事帰り。っていうか丸の内には仕事中のサラリーマンがたくさん。お盆休みの分散化?
以前仕事中にランチをご一緒した際、あまりにラフな格好(ゆる~いTシャツにジーンズ姿)にびっくりしたまついさんは今回わざわざユニクロで揃えたクールビズコスで登場したのだが、う~ん、やっぱコスプレが板についてません(笑)
てつまるさん、皆さんお疲れ様でした。てつまるさん出張頑張ってくださいね~~

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2008.08.10

ラーメン食べにいざ鎌倉

Daisinnsaikoぽっかり空いた暇な日曜日、プジョー仲間のみっちーさんが「来たる!鎌倉」とのことなのでお誘いしてラーメンを食べに行った。行き先はもちろん大新!
このブログで取り上げるのは何度目だろうか。自転車で一時間掛けて行く事になんとなく疑問を感じる時もあるが、そんな邪念を振り払って今日も自転車で訪れた。
実はシルバーフェニックス号(原チャリ)がパンクしていた、という事情もあるのだが…いやいや、これは神様の自転車で行くべしという思し召しだろう。
というわけで11時半に現場到着。みっちーさんとも合流し、さあラーメンラーメン!と店に入ろうとすると、ん?電気はついているが暖簾が出ていない…日曜休店??と思いきや12時オープンの紙切れが窓に貼ってある。
やむなくそこら辺をぶらついて時間をつぶし、12時5分前に店に戻ると暖簾も出ていたので店内突入!
一番乗りで私はラーメン、みっちーさんはチャーハンをオーダー。
Theramen出てきたのは何の変哲も無いラーメン。いや、ザ・ラーメン。チンゲンサイが載っているあたりに小さなこだわりを感じるが、ストレートな細麺、あっさりとしたスープ、脂の乗ったチャーシュー、全てが絶妙なバランスを保ちながらザ・ラーメンを形作っている。
ズズズッと麺をすすってあっという間に完食。いやぁ~美味いねこりゃ。たまーに、無性に食べたくなる味だなぁ。

このあとみっちーさんが行ってみたかったというお店を訪れてみたらなんと店をたたんでいてガッカリ。民家をそのまま使った質素なお茶屋さんだそうで、確かにどこからどう見ても普通の民家だった。8月末に復活するそうなのでその時はまた。
Sinamonnで、傷心な我々を迎え入れてくれたのがレストランシードレスバー
シナモンのかかったアイスカプチーノで一息入れて、私の人生与太話で盛り上がる。
このお店、鎌倉花火大会の時は予約のみになるようで、11日の花火大会のキャンセル待ちを受け付けていた。
若干気になったので聞いてみると料理+フリードリンクで1万円だとか。う~む、ちょっと高くないかい?
まあお洒落レストランのクリスマス料金と同じようなもんかと考えれば納得いかないでも無いが、今回はスルー。
でもロケーションは海の真ん前なのできれいに見られるだろうなぁとは思った。

Kosuzudosueさて、もうやることもないし帰ろっかなーと思ったが、最後にもう一軒寄ってみるかと行ったのがわらびもちのこ寿々
今回は蕎麦も食べられる若宮大通のお店ではなく由比ガ浜通りにある甘味だけのお店。
こじんまりしたお店だが若干マイナーだからか、それとも甘味だけだから空いていてすぐに席に着くことができた。
こ寿々のわらびもちはいつ食べても美味しいね。あの歯ごたえはやっぱりたまらん。
さて、さすがに小腹も満たされ、やることやり切った感があったのでここで解散。
Warabi帰りは相変わらずテンションが落ちているので行きの1.5倍時間を掛けつつ無事帰宅。結局自転車で行ったほうが体の為にも良かったのかな。
というわけでみっちーさんの疲れちゃんでした。また遊んでくださいね~。

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コードブルーをまとめて見た

忙しくて見れず、HDDに溜まっていたコード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-を一気に見た。
なんだか後半はヘリの登場シーンが少なくなる予感を抱える展開だが、やっぱりMD900は格好いいなぁ。
このヘリ、かつて日本テレビの取材ヘリとして活躍していたのは以前書いたが、テレビのデジタル化で使用機材が増えてMD900ではその電力が足りなくなったのでアメリカに売却されたそうだ。なんとなくドクターヘリのJA6790も撮りたくなってきた…
Nittereeigyoutyuu
ドラマ自体もなかなか面白いと思った。DMATとかミュンヒハウゼン症候群とか説明も無しに使うあたりも気に入った。このあたりも海外ドラマの名作ER救急救命室を意識しているのかなぁと。
そういえば田所救命センター部長は三菱プラウディアに乗っているようで、これまた超ドマイナーな高級車にのってるなーと思ったら番組提供が三菱自動車だった。三菱系の病院という設定にしとけば妙にリアルな車種設定になると思うのだが。

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2008.08.06

夏だ!アイスだ!

毎年夏になると赤レンガ倉庫のイベント広場では美味しいお祭りが開かれる。
昨年はビールの飲み比べイベントが開かれたが、今年はビールイベントとともにアイスクリーム食べ較べイベントも開かれ、今回全国から選りすぐりのアイスクリーム屋さんが赤レンガ倉庫にやってきた。
昨年のビールイベントにはなかなか時間が取れず行けなかったので、今回は万難を排して行ってみた。

北は岩瀬牧場の、富良野のメロンを贅沢に使ったメロンパルフェという1600円もするアイスから南はおなじみブルーシールのBig Dipまでいろいろ並んでいたのだが、まず選んだのは
Sizuokaodenなぜか並んでいたおでん。
これ、静岡で有名なおがわというお店のおでん。
なんでも汁は継ぎ足し継ぎ足し使っている秘伝の汁とのことで、確かにその汁で煮込まれた具はいい風味だった。
富士宮焼きそばのような青のりと削り粉がまぶしてあってこれまた美味しい。次回はぜひ本場で食べてみたいものだ。

Babamori本命のアイスは、秋田からやってきたババヘラアイスをチョイス。売り子のおばあちゃん(秋田弁でババ)がヘラで盛るシャーベット状アイスがババヘラアイス。
その中で、45人いるという売り子さんの中で橋本さんという方だけが盛ることの出来るバラ盛りをゲット。橋本さん、汗だくでバラを何本も盛っていた。
このアイス、シャーベット状でピンク色のイチゴ味、黄色のバナナ味が絶妙に交じり合ってなかなか美味しい。
地元秋田では国道沿いの露天で売っているとか。そちらもなかなか魅力的だ。

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2008.08.02

アニメ映画を見た

先日、深夜にGHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊を放送していたのでつい見入ってしまった。
ストーリーは…まあ難解で、この作品にインスパイアして作られたというマトリックスと同じくらい解説書がないとよく理解できない内容だった。
ただ、描写は私の好みだった。香港か上海を思わせる超高層ビルや漢字の看板、雑多な市場のシーンなどはなかなかグッド。

P2で、これ見て思い出したのが、同じ押井守監督作品「機動警察パトレイバー 2 the Movie」
昔からメジャーなアニメ(がんばれ!!タブチくん!!とかナウシカとか)は好きで見ていたのだが、これはアニメではなく戦争映画としてお気に入りになった映画。
というわけで、2000年に出たサウンドリニューアル版DVDをアマゾンで購入。こういうとき、アマゾンの存在って毒だなぁとおもう(笑)
自宅に届いたので早速見てみたが、映画冒頭のPKO部隊の無線交信(通話の内容はともかくAM音声がリアル)から引き込まれる。都心襲撃の映像は実写を越えてるんじゃないかと思う。やっぱすごいなぁ。前回見たときはVHS版だったのでサウンドの迫力も桁違いだ。
襲撃のシーンで、東京消防庁やNHKを襲うのは当然として、KDD(当時)や移動無線センターのアンテナ鉄塔を破壊する辺り芸が細かい。
クライマックス、隊長訓示の「あらゆる妨害は実力でこれを排除しろ」は名セリフとしてマニアの間では有名らしいが、もとは1970年に起きた瀬戸内シージャック事件において広島県警本部長が犯人射殺を含めた実力行使を命じた際の言葉である。
この時現場の捜査官は「素直に撃てって言えよ」とつぶやいたとかつかなかったとか…

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