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2008.08.26

海難救助の最後の砦

Hasi8月末から9月に掛けて、戦争に思いを馳せる日から防災を思いおこす日にシフトする。
言うまでも無く85年前の9月1日、東京、神奈川、千葉、静岡など南関東一帯を襲った関東大震災にちなんでのことである。
東京や横浜に現存する明治期の建物はこの関東大震災と大空襲を生き延びた建造物なのだが、逆に言えばこの二つの災害は多くの貴重な建物を塵芥に帰した。

そんなわけで東京湾に浮かぶアクアラインの観光スポットでもある海ほたるにおいて海上自衛隊とNEXCO(旧日本道路公団)とがコラボって東京湾アクアライン災害救助訓練を行った。
大規模地震発生により、東京湾アクアラインの木更津側及び川崎側が通行不可能となり、海ほたるパーキングエリアにお客さまが孤立。救助艦及び輸送・救難ヘリにて多数のお客さまの避難及び救助を行うという想定の訓練だ。
例によってBlueforceさんに誘われて、久しぶりに海ほたるへ行ってみた。

海上自衛隊の多用途支援艦「えんしゅう」の、海ほたる南側防護岸壁への救助艦着岸訓練と救難ヘリの川崎側デッキヘリポートへの離着陸訓練が主なイベント。
Kyuuzyo
まずは自衛艦に収容した負傷者をヘリに収容するデモを行った。
今回訓練に参加したのは館山航空基地にある第73飛行隊に所属する救難ヘリである。
海上自衛隊の救難ヘリは航空自衛隊の航空救難隊と異なり戦闘救助の概念が無く、もっぱら平時の海難救助を念頭に活動している。
洋上迷彩のUH-60を見たいなーと思っていたが、そんなわけで海自の救難ヘリは非常に目立つ国際救難色のオレンジを基調としたカラーリングである。

Icanfly
海ほたる川崎側広場にあるヘリポートに着陸するUH-60。
いつもは狭い護衛艦のヘリコプター甲板に着陸するので、今回のような広くて揺れない地面に降りるのはとっても楽だとか。
このヘリポート、以前から存在は知っていたが今回改めて見てみると、きちんとアースを取る場所はあるし周囲のフェンスも外側に倒れるようになっていて、ただ地面に○Hを書いただけのヘリポートではないことが判る。
これで給油施設があれば完璧。

Hitoyasumi
触ったり乗り込んだりは出来なかったが、ヘリのそばに機長や搭乗員さんたちがヘリの説明や写真撮影に応じていた。
空自のヘリパイロットは護衛艦に下りられないのでそこらへん優越感を持っているかと思ったら、最近は自然災害も多く「ボク空自なんで護衛艦に下りられません」なんて悠長なことを言ってられる時代じゃないそうで、空自も陸自も護衛艦に降りる訓練をバリバリやっているとか。
Syoumen逆にいつも海の上を飛んでいると、いざ陸地に来ると建物や電線や山があってそっちのほうが怖いそうだ。
海自のパイロットは海に出るとホッとして陸自のパイロットは陸地に来るとホッとする、そんな感じだとか。
そんなこんなで海ほたるに遅れてやって来て着陸シーンを見逃したBlueforceさんと一緒に多用途支援艦「えんしゅう」の艦内公開に行ったのであった。
以下緊迫の次号を待て!!

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コメント

毎日ロクマル見とんのかい!wwww

投稿: 青軍 | 2008.08.27 01:41

毎日お疲れ様ですwww面白いとこのイベントで、行きたかったですが、そら屋としては、福生と未確認飛行物体が下りるかもしれない厚木でしたが、見事撃沈でした。今週末も出撃ですか?遭えましたらよろしくです。

投稿: どら猫 | 2008.08.28 09:36

>青軍さん
月曜から一回も見てません><

>どら猫さん
厚木、横田と悩ましい週末でしたね。
土曜日はたぶん家でじっとしてます。
でも日曜は…
こちらこそ会えましたらよろしくです。

投稿: ごつ | 2008.08.29 00:53

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