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2008.11.30

7000円を国庫に納める旅

Panda天気の良い日曜日!
また年末年始に使う写真のネタでも拾ってこようかと芦ノ湖方面に行ってみた。
が、車両運行前の朝礼では「今日も一日法令順守、安全運転で行こう!」と号令を掛けたにもかかわらず、やっちまった。
小田原厚木道路の終点、荻窪-箱根口間が渋滞していたため、荻窪ICで下りて下道をくねくねとカーナビを頼りに走った。
前方に小田急線の踏切が見えたので一旦停止をした瞬間…ウ~~~というサイレンとともに「運転手さーん、一旦止まってもらえますかぁ~」
え??なんで??と思い横を見ると、線路沿いに道がありそちらが優先道路。その一時停止を無視して踏切手前で止まったのであった…
これは言い逃れも出来ず、素直にクラウンの後部座席に座り切符を切られた。そういえば去年の今頃千葉県警のパトカーに乗ったなぁー。今年は神奈川県警かぁー、なんて思ってみたり。
まあでも交差点にいたのがパトカーでよかった。原チャリだったら贖いの日々だっただろうしマッドマックスに出てくるタンクローリーみたいなやつだったらいくらランクルでも救命救急医はお手上げのポーズを取っただろう。
7000円とゴールド免許が飛んでゆき…っていうか、クルマに乗らない仕事になったのでやっとゴールド免許を手に入れることが!と思ったのだが、またお預けになってしまった。

と言うわけで、お巡りさんから「国道一号は宮ノ下まで渋滞でギッチリだと思うよー」というアドバイスを貰ったので箱根新道を使い芦ノ湖スカイラインまで一気に進む。
Huziyama
雲ひとつ無い天気。このランクルも初年度登録から12年。走行距離も13万キロを越え、さすがにあちこちガタも出てきた。
でもマフラーがボロボロで排気が色々なところから排出される以外、機関は上等。アクセルをぐんと踏めばググッと巨体を加速させるトルク感はまだまだ健在。
1ヶ月ぐらい前に「パジェロバン(白)でも買って散光式回転灯載っけたら面白いな~」なんて思っていたのだが、やっぱりまだまだこのランクルだな、などと思い直した。

何枚か写真を撮って目的を果たしたのだが、さて次はどこに行くか。
ここにきたら一度行ってみたかったあそこに行くか、と向かったのは東海道線函南駅。
「アメリカで出たトンネルの本を見ると必ず丹那の記事が数頁載っている。非常に厄介な面倒なトンネル」と言われる難工事の末に完成した丹那トンネルの西側の出口、函南口がある。
この、1918年から1937年にわたった工事では67名の尊い命が失われた。
その霊を慰めるため、当時の鉄道省が建立した丹那神社が函南口の反対側、東側にある熱海口の上にある。
そして、函南口にも函南側からの工事を担当した鹿島組(現在の鹿島建設)が立てたという慰霊碑があると聞き、ぜひ黙祷を捧げたいと思い行ってみたのであった。やっぱ鉄道といえば鹿島、だよね。
しかし…見つからない。函南口西側にあり鹿島建設により整備されているとネットで見たのだがどう見ても関係者以外立ち入り禁止。う~~む、残念である。

The_bontiと言うわけで熱函街道で熱海に向かう。途中、丹那盆地を望む。この写真の畑の下を丹那トンネルが通っている。
トンネル工事の時、ここ一帯の地下水が枯れてしまったというからスケールの大きな話だ。全てトンネルから流れ出てしまったのだ。
そんな雄大な自然の力をわずかながら感じながらクルマを熱海に進ませた。

Ireihi
関係者立ち入り禁止っぽい函南口と違い、熱海口の丹那神社は立ち入り自由である。
まずは殉職者の名前を刻んだ慰霊碑の前で黙祷。
今も昔も労災事故は絶対にあってはならないものだ。だが、いかんせん技術の差は歴然とあった。
今、様々な土木・建設工事が、絶対までとは言えないまでも安全に進められるのは彼らの尊い犠牲があってのことである。尊いなどとまるで賛美するのは少し違うような気もするが、少なくとも哀しい犠牲からなんらかを学んで一歩ずつにでも安全技術は進んでいったのだと思う。
それでも黒部第四ダムで171名、昭和も末期の1988年に完成した青函トンネルでも34名の方が亡くなっている。

Atamikuti1934年、開通した時のまま現在も残る熱海口トンネル。
トンネル上部に掲げられるのは「丹那隧道」と書かれた銅製の扁額。左右に書かれている4桁の数字は着工と開通の年の皇紀。皇紀ってのがいかにも、だ。ちなみに660を引くと西暦になる。

当初は富士山の写真を撮るだけの予定だったが、なかなか充実のドライブでった。国庫に納付する金額分の価値はあった。かな?

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コメント

「何〜ィッ!? やっちまったな!」
「男は黙って」「納付」
「男は黙って」「期限内」
う〜ん、丹那盆地の写真、今日も「丹那トンネルの話」に掲載されている写真とほとんど変わらない姿ですね。素晴らしい。おさむちゃんで〜す!
例の道、そんなに言うほど狭くないでしょ、80で入っていけるんだから。でも、下まで降りないと転回はできないけど。あまりウロウロしていると、最近は東○はうるさいから保線がすっ飛んで来ますよ!
しかし、昼によくカモレが来るのに合わせて写真撮れたな・・・そうそう待ってても来ないでしょう。さすが東空会スピリット! 熱海口のポータルはまるでゴッタルドを彷彿とさせる皇紀の数字と石積みの風格で、いくら見ても飽きませんよね〜。
一つのエントリにどんだけレスするポイントがあるのかとwwww

投稿: 青軍 | 2008.12.02 01:21

 ありゃりゃ、チケット売りつけられてましたか、お気の毒に。
 ところで、乗ったパトカーのそばにテレビクルーらしき人達はいましたか?もしいたら、後日どこかの局の「なんとか24時」に、顔モザイク&音声加工されたごつさんが全国中継で・・・(以下自粛)。
 いろいろな意味で交通安全守ってくださいまし。

投稿: 二方面 | 2008.12.02 16:24

歴史の勉強になりました。
そんな難工事だったのですね

仕事の関係でトンネル工事の事故に立ち会ったりしますが
幸い今のところ死亡事故には遭遇しておりません
技術の進歩というのは過去の失敗(犠牲)の積み上げによって成っているものと痛感
KY、ヒヤリハット 日々耳タコですが大事だね

7000円の積み上げによって、さらなる安全を!
私はあと3ヶ月で初金色です!(予定)

投稿: ダマ | 2008.12.02 17:51

「何〜ィッ!? やっちまったな!」
「男は黙って」「反抗」
「男は黙って」「裁判」

↑はじょーだんですが、まぁ元々免許は青色しかなかったんですし~。←フォローなってるのか?

しかし、まぁ、随分私のお庭にいたんですね~。そっちにいなかったのが残念。

投稿: みっちー | 2008.12.02 20:52

>青軍さん
そうなんです。丹那盆地の写真、「丹那トンネルの話」に出てくる写真と何も変わっていないですよね。景色を見た瞬間ちょっと身震いしましたよ。
貨物はもちろん偶然です。トンネルにカメラ向けてると背後から機関車の音がしたのでドキドキしながら待ち構え、今だッってトコでシャッター押したら一瞬ピン迷いやがって…頭がトンネルに隠れちゃいました(^-^;
元号でもなく皇紀、これはしびれますね。時代を感じさせます。

>二方面さん
広域○○団神奈川一家小田原組のチケットです。
テレビカメラの存在に気付いたら、カットされないように面白違反者を演じたんですけどね~
って言うか私がカメラを持ち込みたかったくらいなんですが…(^-^;
いずれにしろ今回はとにかく反省ですね。

>ダマさん
そうです。ゼロ災の基本はハインリッヒの法則ですよ!
最近は信じられないようなミスで事故が起きたりしますからね。先人の教訓を肝に銘じたいものです。

>みっちーさん
警官「免許証見せて~」
私「任意?強制?そのまえにオタクの身分を証明するもん見せてよ。オタク、ホントに警官?」
みたいなやり取りをしろと?

大場駅前は通りましたよ~(^-^)

投稿: ごつ | 2008.12.02 23:28

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受信: 2008.12.06 17:19

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