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2009.01.22

252 -生存者あり-を見た

封切り前から「オレンジサイコー!」「ハイパー(東京消防庁消防救助機動部隊)カッコいい!!」的な映画だったらつまらないだろうな~などと思っていた映画、252 生存者ありを見た。

う~~ん、ご都合主義なのは映画の定石なので許すとして、それにしてもあまりにもひどいなぁ。
許せるご都合主義と許せないご都合主義があるんだよな、映画って。
キムキム兄やんの持ってる怪しげな機械と薬品が人命を救うのは許せるけどクライマックス、海猿と同じ過ちを犯して自分の命を危険にさらした挙句災害救助犬にあっさり発見されるシーンは許せない、みたいな。

天候の悪化も予想以上の速さで、晴天の銀座にいきなり雹が降ったかと思いきやいきなり高潮。いや、ありゃ高潮ではなく津波。
真っ先にフジテレビが破壊されたのは日テレ製作の映画だからいいとして、あの津波を沿岸部に食らったとして、霞ヶ関とか皇居はどうなったんだろう… 溜池なんて名前の通り標高低いしなぁ…

でも、廃墟となった新橋周辺の描写は素直にすごいと思った。雹でショウィンドウが割れるシーンなんてセットじゃなくてロケ?と思うほど。
パニックになる銀座線改札口もリアル。東京メトロの撮影協力が得られなかった(なぜかあのMマークが変なロゴに改変され、東京高速鉄道とかいうかつての営団に吸収され消滅した社名がつかわれている)わりにホームのシーンも実際に駅でロケをしたかと思う出来にびっくり。

で、内容はやっぱり「オレンジサイコー!」「ハイパーカッコいい!!」な内容。いや、今回「オレンジ(特別救助隊)」すら出てこない。自衛隊も出てこないし。あの都知事なら真っ先に災害派遣要請を出しそうなものだが(笑)
DMATやトリアージタグ、災害救助犬などなどつぼは押さえてあると思ったが、瓦礫の下でハイパーレスキューがDMATに下肢切断を指示していたのには驚いた。普通逆じゃない?

252とは東京消防庁の通話コードで「要救助者」を指す言葉であり、本来の使い方は映画の中とはちょっと違う。
本来なら地下で倒れている一見死んでる人も「252」なのだが、まあそこはそれ。
通話コードは通信の簡略化の他に秘匿性を高める意味もあるので、映画のタイトルにまでした東京消防庁の判断はある意味すごいと思う。

ただ、気をつけなければいけないのは、例えば横浜で瓦礫に埋もれてしまった時、助けを呼ぼうと・・ ・・・・・ ・・と物を叩いても、それを聞いた横浜消防特別高度救助部隊は「2,5,2?け!東消かぶれが…」と見殺しにされる可能性が…(ありませんっ!!)
ここは無難に国際的な救難信号であるS,O,S(・・・ ・ ・ ・ ・・・)を叩きましょう。もちろん乱打でもかまいません。

感想としては、映像はすごいけどストーリーは…。
あ、そうそう、ろう児役を熱演した大森絢音の演技が一番すばらしかったです。

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コメント

そう言えば『交渉人 真下正義』でも、こちらの方まで地下鉄のロケ来てましたね。

投稿: kimi | 2009.01.22 20:54

オレンジ・・・と言えば『め組の大吾』・・・(゚ー゚;

投稿: まつい | 2009.01.23 09:48

>kimiさん
そうそう、あの映画も地下鉄のロケ許可が下りなかったみたいですね。
なにビビッてんすかね。

>まついさん
あの漫画もオレンジ崇拝がひどかったです…

投稿: ごつ | 2009.01.25 01:04

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